庭園農園スタッフのEさんのエッセイで、2021年春夏の庭園農園の風景の後半です
庭園農園歳時記(2)
6月の庭園はバラ好きな私には、ひときわ美しく感じられます。
ゲート前、純白のアイスバーグがたわわに花をつけて、赤い品種のつるバラもダイナミックに咲き誇ります。今年は新たにピエールドロンサールも植え付けましたので来シーズン以降、優雅に咲き誇る姿が今から楽しみなところです。
宿根草のアスチルベやセージ類、ラベンダー、リシマキア、ヒメイワダレソウ等も旺盛に繁茂し小道を踊るように彩ります。
菜園で収穫したレタスやミニトマトとインゲン、ニンジン、ラディツシュ、美しい葉色のスイスチャードをお皿に絵を描くように盛り付けたり、ハーブ(ローズマリー、ヒソップ、レモンバーム、カモミール、タイム等々)を摘んでお料理にいれたりお茶にして食卓に花を添えるもよし、楽しみ方は様々です。
この菜園での土づくりにおいて特筆すべきことは、基本的に化学肥料は与えていないということでしょうか。
雑草や時期が過ぎて枯れた葉、剪定した枝葉等は*EM発酵ぼかしを使い再利用して自然の肥料として使い、それを補う形でカニ殻、米ぬか、腐葉土を与えています。
循環型の栽培方法は色々あるのでしょうが、勉強になりました。
さらに深めて土の環境をよくする工夫に取り組んでいきたいところです。
*EMとは有用微生物群のことで、有用微生物同士が助けあって共同作業で土壌を改良し、よりよい健全な作物が育つ環境に整えてくれる働きを担ってくれています。
土や植物と直接触れ合えるガーデニングは体内エネルギーのバランスを整える上でもとてもいいものだということを日々、体感していますし、この植物と繋がる喜びを一人でも多くの人に味わって頂きたいなと思っております。
皆様のお越しをお待ちしております。
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